板橋区の民俗芸能
(東京都板橋区)

〜板橋の田遊び〜
 板橋区赤塚諏訪神社の田遊びは、毎年2月13日に特殊神事として境内で行っています。これに先立ち、社務所では田遊びに関わる人々によって小謡四曲をうたう年頭式が行われたり、本殿の神事の後には一行が列を作り、神社から200メートル南に離れた十羅刹神社前まで神幸します。ここでは「九字の舞」といわれる槍突き行事などが行われます。太鼓に合わせて花槍を突くと五色の切り紙がこぼれ、子供を乗せた駒や獅子などがこれを浴びます。この様子は受胎を表しているといいます。
 再び諏訪神社にもどると、いよいよ田遊びが始まります。田遊びは本殿の前にしつらえたモガリの上で演じられます。内容は@五月女の呼び込み  A苗代 B町歩調べ C田打ち D苗代かき E大足ぶみ F種まき G鳥追い H苗見 I春田打ち J植田代かき K五月女の呼び込み L田植え M鳥追い N田草取り O田まわり(穂孕み)P稲刈り Q倉入れ となり、これらの唱えごとを大稲本と鍬取りが相互に唱えながら進めていきます。小稲木によって五月女呼び込みが行われますが、五月女(男児)花笠と草鞋を持ち、大人に背負われて登場します。田植えの時には藁を束ねて作ったよねぼうという人形を籠に入れて持ち出します。これらはみな稲の生育や豊饒の願いが込められています。 この行事は「赤塚諏訪神社田遊び」として昭和51年5月4日に、国の重要無形文化財に指定されています。田遊びの途中で火柱を上げるドンド焼きも見事です。また、「徳丸北野神社田遊び」は同じく昭和51年5月4日に国の重要無形文化財に指定されており、毎年2月11日に行われます。

 赤塚諏訪神社田遊び  徳丸北野神社田遊び       

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